■ JJY短波標準電波局(廃局)
短波帯の標準電波JJYは約60年にわたり送信されてきましたが、2001年3月31日12時をもって廃止されました。
これは、短波帯の標準電波に比べ受信周波数精度の高い、また、時刻情報の利用が容易な長波帯(40kHz)の標準電波に移行するためです。
これまで、短波帯のJJYは、5MHz、8MHz、10MHz(以前には2.5MH、15MHzでも)の周波数で送信されていました。
その概要は次のとおりです。
毎時9のつく分にモールスや音声によるアナウンスが出されており、モールスコードによるJJYを2回、モールスコードによる時刻符号(日本標準時)を1回、女性の音声でJJYを2回、女性の日本語音声で日本標準時(24時制)を1回、モールスコードによる電波警報符号を5回が送信されます。
電波警報の意味は次のとおりです。
- N(−・):電波の伝搬状態が安定しているとき。
- U(・・−):不安定が予想されるとき。
- W(・−−):異常現象があるとき。
JJY標準周波数局(短波帯)のベリカード
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左はラヂヲ堂で5MHzのJJYを受信して報告したときのカードです。
そしてその後、短波JJYの廃止が発表になりました。短波JJYが2001年3月末で廃止になるということで、3月中に受信報告をすれば廃止記念ベリカードを発行されるという情報が独立行政法人通信総合研究所(現 独立行政法人情報通信研究機構)のホームページに掲載されました。 ラヂヲ堂でも3月31日正午の少し前に受信をはじめ、正午の時報を聞いた瞬間、それが最後の瞬間でした。それ以降電波は停波してしまいました。本当ぎりぎり最後の瞬間を受信でき、その受信報告書を出しました。下のカードが廃止記念ベリカードです。
聞きなじみのJJYが聞こえなくなり、短波帯が本当に寂しくなりました。
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