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ラヂヲの移動受信日誌

伊豆高原で移動受信 (2001年12月)


伊豆高原かんぽホテル
《伊豆高原かんぽホテル》

年末の家族旅行で伊豆高原に行ってきました。伊豆高原は伊豆半島東部の伊東市の南部のエリアで、一碧湖(いっぺきこ)や大室高原、城ヶ崎海岸などがあり、一年中観光客でにぎわっています。

宿泊したのは「伊豆高原簡易保険保養センター」です。家族旅行の行き先は伊豆方面と決めていたものの、旅行日の1週間前になってからインターネットで宿を探しとなり、忘年会シーズンでもあり、どの宿もいっぱいでした。たまたま部屋が空いていたのがこの宿で、部屋を予約したらそれで満杯となったので、ギリギリセーフでした。

出発の土曜日は午前中はジュニアたちは学校あり、学校から上がってからクルマで出発となったので、伊豆高原に着いた頃にはすでに真っ暗になっており、周辺の観光もほとんどできませんでした。

客室からのオーシャンビュー
《客室からのオーシャンビュー》


宿に到着するなり温泉に入り、その後の夕食は豪華な料理(お金をかけました!)に舌鼓を打ち、ラヂヲはちょっと飲み過ぎて、ラジオを聞くどころではなく、部屋に戻るなり早々と寝てしまいました。
そのためFMラジオの受信確認は、朝起きてから食事までの時間、窓側のテーブルを陣取り、家族に呆れられながらあわただしくチェックとなりました。

部屋は1階でしたから高さは稼げませんでしたが、東向きで伊豆七島が遠望できます。東京からのFM局に対しては十分受信が可能だと思います。

朝食を済ませチェックアウトして、伊豆高原の景勝地である城ヶ崎海岸に向かいました。まず門脇灯台に上り、景色を堪能してから、有名な門脇吊り橋を渡りました。ジュニアは足がすくみキャーキャー言いながら渡っていました。
ここでFMラジオが聞けるトランシーバを取り出し、インターFM(76.1MHz)を受信してみたのですが、宿ではほとんど聞こえなかったものが、アンテナを手で握って受信してみたら信号強度3ぐらいで確認できました。受信する場所と設備によってもだいぶ変わるものです。


門脇灯台から吊り橋方向を望む
《門脇灯台から吊り橋方向を望む》
城ヶ崎海岸でジュニアと
《城ヶ崎海岸でジュニアと》


FMラジオ局の受信状況は次のとおりです。

<FMラジオ局の受信状況>

 受信場所:伊東市 伊豆高原温泉かんぽホテル 1階
 受信時間:午前7時
 使用ラジオ:SONY ICF-SW1000T
 使用アンテナ:自蔵ロッドアンテナ

周波数(MHz)放送局信号強度
76.1インターFM(東京:10kW)  1
76.3FMなぎさステーション(伊東:10W)  3
76.7TOKYO FM(新島:100W)  5
77.1放送大学(東京:10kW)  3
77.5NHK-FM(新島:100W)  5
78.6K-MIX(東伊豆:10W)  5
79.6FMあたみ(熱海:10W)  3
80.0TOKYO FM(東京:10kW)  3
80.5K-MIX(下田:10W)  2
81.3J-WAVE(東京:10kW)  3
81.9NHK-FM(横浜:5kW)  3
82.5NHK-FM(東京:10kW)  3
83.0K-MIX(熱海:100W)  3
83.3NHK-FM(東伊豆:10W)  5
84.7FM YOKOHAMA(横浜:5kW)  3
86.6K-MIX(沼津・三島:100W)  2
87.4BAY FM(勝浦:100W)  2

・東京タワーからのFM局の電波(放送大学、TOKYO FM、J-WAVE、NHK-FM東京 各10kW)はほとんど信号強度3ぐらいで入感しました。インターFM(10kW)だけは入感するかしないか程度と非常に電波が弱かったのですが、横浜を別中継局(横浜市鶴見76.5MHz、300W)でカバーしているくらいなので、東京タワーの南方向は信号が弱くなってしまうようです。インターFM横浜中継所を受信しようとしたのですが、TOKYO FM新島中継局(76.7MHz、100W)のかぶりで受信できませんでした。

TOKYO FM新島中継局(76.7MHz、100W)とNHK-FM新島中継局(77.5MHz、100W)が強力に入感です。新島までは25kmぐらいの距離がありますが、海上伝搬で十分に受信できます。新島中継局は、伊豆七島(八丈島を除く)と伊豆半島東海岸をカバーするにはよい場所です。

・コミュニティFM局は、熱海のFMあたみ(79.6MHz、10W)と伊東のFMなぎさステーション(76.3MHz、10W)が入りました。
FMあたみは、送信所が熱海城のある八幡山にあります。距離は約22kmぐらいあり、途中にいくつか山があるので、このぐらいで受信できれば十分でしょう。
FMなぎさステーションは、ここから2.5km北西方向にある大室山(580m)の山頂に送信所があり伊東市内をカバーしています。大室山は富士山状の形のよい山で、山全体が草山なので人工の山のようなきれいな山です。
そんな近くに送信所があるのになぜか信号強度3ぐらいでしか受信できませんでした。これは受信した部屋が東の海向きだったため、ホテル建物の影響から信号が弱かったものと思われます。

K-MIX沼津・三島中継局(100W)と思われる信号が聞こえました。天城高原をはさんで距離は約22kmほどなのですが、伊豆高原から見ればすぐソバに大室山という600mの山があり、さらに天城高原も標高600mぐらいの山並みなので、電波は山をいくつも越えて届いてきたことになります。ところで沼津・三島中継所は伊豆長岡の葛城山(452m)にあります。

K-MIX熱海中継局(100W)は熱海沖に浮かぶ初島に中継所があります。ここ伊豆高原からは距離は18kmぐらいしか ありませんが、思ったほど信号は強くありませんでした。途中の海岸沿いの山がじゃまをしているのか、あるいは送信所のアンテナを熱海方向に指向性を持たせてあるのでしょうか。そのため、ここ伊豆高原は東伊豆中継局(10W)がカバーしているのか、東伊豆局が強力に入感します。東伊豆中継所のあるチョウチン岳ってどこにあるのでしょうか。

K-MIX下田中継局(10W)も弱いですが入感します。送信所は下田の蓮台寺の高根山(343m)にありますが、東伊豆海岸沿いに約25kmの距離を電波が飛んできていることになります。

・千葉の房総半島のBAY FM勝浦中継局(100W)が聞こえました。勝浦までは直線で110kmぐらいあります。地図で見てみると、勝浦からの電波は房総半島を約40km横断して富浦から相模灘に抜けます。伝搬途中には千葉県最高峰の愛宕山(408m)がありますが、これを飛び越えて来るのでしょう。そして海上を約70km渡って伊豆高原へとはるばる飛んできたのです。エライ、エライ。


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